「DX戦略策定」セミナーの開催
- 6 日前
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2024/10/03
急速に進むテクノロジーの発展は、企業の経営環境を大きく変えています。多様化するお客様のニーズや働き方の変化に対応するためには、ITやデジタル技術を戦略的に活用し、新たな価値を生み出し、生産性を高めることが求められています。こうした背景のもと、柳部中小企業診断士事務所(代表:柳部)は、東京商工会議所 豊島支部様にて「もう悩まない! 経営に効く、デジタル利活用戦略策定のススメ」と題したセミナーを開催しました。
本記事では、セミナーで紹介したデジタル利活用戦略の構築方法や、具体的な取り組み方について詳しく解説します。
いきなりのツール導入はNG!
まずは「戦略」から デジタル化というと「まずは紙を電子化しよう」「最新のITツールを入れよう」と考えがちですが、「ちょっとお待ちください!」と警鐘を鳴らします。
本当に大切なのは、自社の「現在の状況」と「目指す姿」を明確にし、そのギャップである「課題」を整理して戦略を立てることです。
目的を持たずにツールを入れるのではなく、自社の課題解決から逆算して必要な技術を検討することが成功の第一歩です。
優先順位のつけ方と具体的な目標設定
課題が見えてきたら、次は取り組みの優先順位をつけます。
「自社にとって重要か」「難易度はどうか(簡単か難しいか)」「誰がやるか」を整理し、点数化して評価するのがポイントです。
さらに、「時間外労働時間を10%削減(月10時間→9時間)」や「平均納期を10%短縮(10日→9日)」といった具体的な数値目標を設定することで、効果が検証しやすくなります。
驚きの成果!デジタル活用の成功事例
セミナーでは具体的な成功事例も紹介しています。例えばある金属プレス金型の製造業では、MR(複合現実)ゴーグルを使って作業手順の教育を行うことで、未経験者の育成期間を80%(5年→1年)も短縮しました。また、ある印刷業の会社では、クラウドツール等で情報の一元管理を進めた結果、働きやすい職場環境になり、女性従業員の割合が30%から75%へ大幅に増加したケースがあります。
補助金や認定制度を賢く使おう
戦略を実行に移す際、ネックになるのが費用や社内体制です。セミナーでは「IT導入補助金」の活用や、優良な取り組みを国が認める「DX認定制度」への挑戦が推奨しました。
まずは無料でできる情報セキュリティ対策の自己宣言「SECURITY ACTION」の「一つ星」や「二つ星」を取得することが、これらの申請の第一歩になります。
まとめ
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と聞くとハードルが高く感じますが、まずは自社の現状と課題を見つめ直すことがすべての出発点です。
便利なツールや国の支援制度をうまく掛け合わせながら、自社に合った「デジタル利活用戦略」を描いてみてはいかがでしょうか?





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